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黒川温泉
旅行は時間をかけて
中高年に「これからやりたいことは?」とアンケートをとると、
トップは「旅行」です。
旅行の自由化とでいいますか、個人化の時代となっています。
自分で計画を立て、自分のスタイルを模索し、自分のこだわりを追及する。
特に多い世代は、全体的に女性の比率が高く、50代の方が多くなっています。
温泉など国内旅行は50代、海外旅行は20代が中心のようです。
旅行は、目的地へ早く着きたい、交通の便もいいほうがいい・・・・・誰もがそう考えそうですが、旅の楽しみ方は様々なようです。
わざわざ交通の便が悪い、あえて時間をかけて長旅を楽しむ傾向が出てきています。
例えば黒川温泉をご紹介します。
熊本県阿蘇郡南小国町。
田の原川沿い20数軒の宿が連なる小さな温泉街です。
博多から電車とタクシーで3時間以上かかる。
この小さな温泉街に、年間30万人の宿泊客があるからびっくりです。
週末はどの旅館も予約で一杯。
なぜなのでしょうか?
「温泉場全体が一つの宿、旅館は部屋、道は廊下」
派手なネオンはない。山にはクヌギ、コナラを植え紅葉を楽しむ。川の汚れを防ぐためヨモギ石けんを使う。
ひなびているが活気がある。だから浴衣姿で歩きたい。
そして、露天風呂巡り。
入浴手形があれば、宿泊している旅館以外の露天風呂にも3つは入れます。
都会で時間に終われる忙しさから逃れ、のんびり湯につかる。
長旅も苦にならない。それ自体が喜びとなる。
だからこそ黒川温泉は「癒しの温泉」と言われる。
あそこに行きたいという温泉、あそこでないといけない、という温泉地はまだあるはずです。
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